ビーチコーミングで一攫千金?
この夏、皆様は海へ行かれましたか?
海水浴、シュノーケリング、ダイビングなど、きっと楽しまれた方も多いと思いますが、ビーチコーミングという言葉をご存知でしょうか?
ビーチコーミングとは、海岸の砂浜に打ち上げられた漂着物を収集し、標本にしたり細工を施したりして楽しむことなんですが、実は漂流物の中には宝物があったりします。
例えば、新潟県のヒスイ海岸は有名だとは思いますが、ここで取れる翡翠(ヒスイ)は、中国で高額取引されている石の一つになります。
それでは「竜涎香(りゅうぜんこう)」というのをご存知でしょうか?
竜涎香は、海又は海岸沿いでしか拾えないもので、もし購入しようとすると、たった5gで130ドルもする漂流物なんです。(日本円にして約15000円ぐらい)
じゃあ竜涎香とは一体何なのか?
実はこれ、マッコウクジラの腸内で生成される結石なんです。
古来から香水や薬用として高値で取引され、シャネルなどの高級香水には無くてはならない材料とのこと。
過去には、英国の少年(8)が海岸で見つけた竜涎香は、最高500万円の価値だとか。
オーストラリアでは15kgの竜涎香を拾った人がいて、なんと3,000万円以上で売れたとされています。
まさに一攫千金!
日本では沖縄の海岸などで発見する可能性があるそうなので、海岸に行かれた時にはビーチコーミングで一攫千金を狙ってみてはいかがでしょうか?