AdWords「ディスプレイ広告」でFlashの使用が全面禁止に
Flashを使ったAdWords「ディスプレイ広告」を使用禁止すると発表
Googleは、Flashを使用したディスプレイ広告を、来年2017年1月から表示させない方針であることを発表しました。
数年前から、Flashフォーマットの広告からHTML5フォーマットの広告へと変更することを推奨してきたGoogleですが、遂に今年の2016年7月に、Flash仕様の広告のアップロードが出来なくなり、翌年2017年1月にはFlash仕様の広告が表示がされなくなります。
今回のFlash仕様のディスプレイ広告を全面禁止する背景として、多くのスマートフォンがFlashプレイヤーに対応していないため、ディスプレイ広告を表示することが出来なかったことにあります。課金する方式が、クリックではなくインプレッション制であるディプレイ広告は、視認表示回数によって料金が発生する仕組みのため、Flash仕様の広告は、Googleにとってマイナス要素であったと思われます。(GoogleのDoubleClick Digital Marketingのプラットフォームでも同様に禁止されます)
まだHTML5に切り替えていない広告がある場合は、以下のツールを使用してHTML5仕様の広告を作成することが出来ます。
- Google ウェブデザイナー(英語版のみ)
- Adobe Animate CC(旧:Adobe Flash Professional)に、HTML5フォーマットでの出力機能が搭載されています
詳しい「Flash 広告を HTML5 広告に変換する」詳細は、ここから見ることができます。今でもたまに見るFlashで制作されたウェブサイト。今後はよりFlash技術の使用を控えていくとのAdobeの方針で、消滅する日もそう遠くはないかもしれません。