Googleデスクトップ検索結果ページ右側の広告表示を停止。モバイル検索結果ページとの統合をの兆しか?
Googleによると、デスクトップ検索結果ページ右側にある広告枠への広告表示を、グローバル規模にて停止させたことを明らかにしました。但し、「商品リスト広告」と「ナレッジパネル内の広告」は、これまでと同じように右側に表示していくようです。
これまでGoogleは、デスクトップ検索結果ページ上部、右側、下部に広告枠を用いていましたが、今後は、ページ上部と下部のみにAdWords広告を表示するもようです。また、検索結果ページの上部広告枠を、これまでの3つから4つへと変更したため、最大4つまで広告の表示が可能になりましたが、商用性の高いクエリ(例えば、商品の「掃除機」やサービス「家事代行」などの検索ワード)の場合に限り、最大4つの広告が表示されます。
今回のデスクトップ検索結果ページ右側の広告枠への広告表示の停止(廃止予定?)により、表示させる広告数が減ることで、クリック単価が上がると考えられていますが、逆にクリック率(CTR)も高くなるため、広告費に余裕のある企業にとっては追い風になりそうです。但し、低予算での広告運用をしている企業にとっては、さらなる広告の最適化や予算の増加が求められそうです。
この広告枠の変更は、2015年10月にGoogleから発表があった「モバイル検索がデスクトップ検索を超えた」事と関係がありそうで、恐らくモバイル検索結果ページとの統合を見据えての変更と思われます。
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