モバイルページを高速化させるAMPページのサポートを2月24日に開始予定
Googleが2016年2月24日(日本時間25日)に、劇的にページ読込みスピードを高速化させたAMP (Accelerated Mobile Page)ページを、モバイル検索に対応させることが、Ad Ageからの情報で明らかになりました。
Ad Ageによると、Googleがモバイルページを高速化させたAMPページのインデックスを、今年2月24日に開始する予定であることが分かりました。既に多くのメディアや出版社で取り入れられているAMPページですが、遂にGoogkeモバイル検索にて対応することになります。このAMPで1番注目したいところは、AMPページが通常のモバイルページに比べて、どのくらいSEOランキング要因としての影響力があるかというところです。Googleは、AMPページが上位表示と関係のあるSEOランキング要因であるとは示唆していませんが、ご存じの通り、「読み込み速度(ページ表示速度)」はSEOランキング要因の1つであるので、AMPによるページ表示速度の高速化が、どれだけランキングに影響するかが見所になりそうです。ちなみにGoogleによると、AMPページ(モバイル高速化ページ)は、通常のモバイルぺージと比較すると、85%も速く読み込むことが可能なそうです。
インデックスが開始されるAMPページとは?
AMPページは、日々更新されるニュースや記事などを、モバイル端末でサクサク快適に閲覧できるようにするために開発されたプラットフォームで、すでに同等のプラットフォームがFacebookの「インスタント記事」とApple「Appleニュース」が、その利用を開始しています。これらとの大きな違いは、まず誰でも使用が可能なオープンソースである事。そして、ある程度のHTMLの知識があれば、AML HTMLでのページ作成が可能と言うところになります。AMP HTMLは、HTMLがベースとなっているため、HTMLをコーディングしている人であれば、モバイル高速化ページ(AMP)の作成が誰でも簡単に出来ます。詳しくはこちらの記事「モバイルのブラウジングを加速させる」とグーグルが発表を読んでみてください。
出版社やメディアだけでなく、毎日ブログを更新しているようなサイトであれば、モバイルページをAMPページにすることで、多少なりともランキング順位を上げ、離脱率を下げることが可能だと思いますが、毎日更新するようなサイトでなければ、AMPへの対応は今のところ必要は無さそうです。
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