Googleが不自然な外部リンクを貼っているサイトにペナルティ

不自然な外部リンクのサイトにペナルティを科す

先週の週末にGoogleは、多くのマニュアルアクション（ペナルティ）を、不自然な外部リンクを貼っているサイトに科しました。

Search Engine Roundtableによると、Googleが先週末に、不自然な外部リンクをしている数多くのサイトに対して、ペナルティを科したと発表しました。今回の不自然な外部リンクのペナルティは、システムによるペナルティアクションではなく、Googleマニュアルアクションチームによって、外部リンクによるGoogle検索結果の操作を目的としたサイトに対し実施されました。ペナルティの内容としては、対象となったサイトの全てのページランク（リンクジュースの受け渡し）を無効化したようです。

対象となったサイトのウェブマスターに送られたメッセージは、以下のようになります。

もしあなたがこのメッセージを、マニュアルアクションページにて確認出来るのであれば、Googleがあなたのサイトから不自然で人工的、欺いた、又は操作しようとした外部リンクのパターンを検出しました。ページランク操作を目的としたリンク購入やリンクプログラムのへの参加は、Googleウェブマスターガイドラインに違反します。
その結果としてGoogleは、ページランクを操作しようとした部分に対して、マニュアルスパムアクションを行いました。サイト全体に及んだスパムアクションを受けた場合は「Site-wide matches」に、サイトの一部、又はいくつかの被リンクの場合は「Partial matches」にリストされています。

不自然な外部リンクに対してのペナルティ解除方法

ペナルティを受けているか確認したい場合は、「Google Search Console account」の全てのメッセージ内にて、メッセージが送られているので、そのメールで確認出来ます。もしペナルティを受けている場合は、次のステップを踏む必要があります。

まず初めに「Googleウェブマスターガイドラインのリンク」を読んでください。
ウェブマスターガイドラインに違反している可能性のある全てのリンクを確認して下さい。
そのリンクを削除、又はページランクの受け渡しをしないように設定して下さい。例えば「ref=”nofollow”」属性をリンクに追加したり、robots.txtによってブロックされているページにリダイレクトをかける。
最後に、サイトの「Reconsideration（再審）」をリクエストします。再審されるまでに長く時間が掛かる場合があります。再審後には結果報告のメッセージが送られます。