Overstock.comのCEOが、売上減少の原因は、グーグルによるものだと発表
メーカーの余剰在庫(Overstock)やアウトレット品を主に販売している大手ショッピングモールのOverstock.comが、第三期(7月 8月 9月)の決算報告を行いました。CEOである”パトリック・バーン氏 (Patrick Byrne)”は、18%に及ぶ株の下落原因は、グーグルのアルゴリズムのアップデートによるものであると言及しました。
パトリック氏によると、
現在Overstock.comは、全体的な売上の減少を確認しております。そして、その原因のひとつは、グーグルアルゴリズムのアップデートによるオーガニック検索への影響である。
と明らかにしました。
売上減少の原因は、今年5月に実行された「クオリティアップデート」
パトリック氏は、どのアップデートによって、オーガニック検索によるアクセス数が、大きく減ったのかについて触れませんでしたが、複数のデータ(SearchMetricsを含む)が示唆するは、今年の5月にその兆候があったのを確認しています。
上のグラフを見る限りでは、約750,000セッションから400,000セッション程度まで、アクセス数が急に(約46%)減少しているのが分かります。この下落の原因は、恐らく今年の3月4日に密かに実行された「クオリティアップデート(別名:ファントムアップデート)」であると確認されています。実は、世界規模の影響を及ぼしたとされている「ファントムアップデート」ですが、とある大きなサイトでは、一夜にして22パーセントものセッション数が落ちたことを明らかにしています。
改めて、SEO対策がどれだけ重要なのかを再認識させる記事でした。ちなみにoverstock.comは、日本にも発送しているので、日本にはないデザインの家具やアウトドア製品に興味のある方は、安く購入できるのでお勧めです。
D編集者 | 2015年11月12日 | SEO
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